鏡面磨きの必需品。プロの愛用者も多数の靴用固形ワックス

カルナバワックス・ビーズワックスなど天然原料を潤沢に用いた高品質な靴用固形ワックス。
透明度が高く深みのある上質なワックス被膜は光沢と優れた保革効果を発揮します。
また水や油を弾き、汚れをつきにくくする効果もあります。
光沢効果の高い本品はプロの靴磨き職人も重宝されており、「ハイシャイン(鏡面磨き)」には必須のアイテムです。

主原料：ビーズワックス、カルナバワックス、テレピン油
容　量：50ml
原産国：フランス

＊使用方法＊

※ビーズワックスポリッシュの使用前にはクレム1925（靴クリーム）で基本的なお手入れを行うことをおすすめいたします。

1.ベースづくり
「ハイシャイン」は、最初にビーズワックスポリッシュをつま先・かかとなど光らせたい箇所にしっかりと塗布しベース層を作ります。

◎シボなど皮革表面の凹凸を埋めるように塗布するのがポイント。
◎布で塗布する際は湿らすこと、慣れないうちは直接指にポリッシュを取って塗り重ねるように数回に分けて塗布するとベース層を作りやすいです。

2.ベースのワックスを平滑に均す
少し湿り気を与えた布にごく少量のポリッシュを取り、水を数滴（2〜3滴）塗布面に落としたら、水気を払うように手早く塗り重ねます。

◎この時、布に取るポリッシュが多すぎたり、力を加えすぎるとベース層のポリッシュが取れてしまうので注意。
◎水が多すぎてもポリッシュが乗りにくくなるので量に注意してください。

3.ポリッシュの塗り重ね
2.を数回繰り返し、塗りムラや凹凸がなくなってきたら、最後に仕上げ磨きをします。
布をポリッシュの付いていない面に巻き変えてほんのり湿らせてから、鏡面部分を手早く乾拭き（水拭き）してください。
この工程も数回繰り返し、塗布面のくもりや小キズが晴れ、満足のいくツヤが出たら完成です。

＊注意＊

・つま先やかかとなど、芯が入っていて革が厚く硬い部分に使用してください。
・アッパー（甲革）など柔らかい部分にハイシャインを施すと、ワックスのひび割れの原因となります。

★ワンポイントアドバイス – “ドライワックス”

“ドライワックス”とはビーズワックスポリッシュを乾燥させ、あえて固くすることで鏡面磨きをしやすくする方法。

ビーズワックスポリッシュを開封したら、キャップを開けたまま日が当たらない場所に5日〜1週間ほど置き、有機溶剤を揮発させます。

ワックスを溶かし柔らかさを保つ有機溶剤を揮発させることでワックスや油分が濃縮し、ポリッシュが固くなります。

固さが増したポリッシュは乗りがよくなり、革表面の凹凸を埋めやすくなります。ワックスが乗りやすくなることでワックス層の厚みが増し、鏡面化までの時間が短縮、光沢感が増します。

※参考記事
鏡面磨きのワックスは何日乾かすと最適な硬さになるのか？

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